Monthly Greeting

2014年 8月のごあいさつ 高見憲次(協力牧師) 980-322-4321   Carmel Baptist Church, 1145 Pineville-Matthews Rd. , Matthews, NC 28105
カーメルバプテスト教会日本語集会http://carmelbaptist.org/connect/japanese-ministry/

「 脱皮して赤子のごとく鳴くジャゴロ 」 (ジャゴロはクマゼミの方言)

旧約聖書の伝道者の書(コヘレトの言葉)3章は、「すべてには時がある。」と断言します。
聖書は「時」の訳語に(カイロス)を使い、時計の時間(クロノス)と峻別します。
「すべてには時がある。」を意訳すれば、「すべてには神様がよしとされる時・時熟の時がある。」という意味です。
先日、そんな事実を痛く体験させられ、驚き、深く感謝しました。

T・Mさんは、6月15日の日本語部の合同礼拝に、初めて参加されました。
もと日本宣教師だったジャックご夫妻が同行されたのです。
このご夫妻は、今でも宣教師として日本で働くジェーンさんと知り合いです。
このジェーンさんとT・Mさんは、日本で聖書を学びあったお友達でした。

ところが、その後T・Mさんはメリーランド州に移住、数ヶ月前にシャーロット市に引越してきました。
ジャックご夫妻も、日本からシャーロット市に移転されていたのです。
双方がシャーロット市内に住んでいることを知ったジェーンさんは、すぐ連絡を取ったというわけです。
三者は互いを「一時的な出会いの友」として、再会などは全く意図していなかったはずです。

ところが、ジェーンさんは日本でT・Mさんの救いを祈り続けていました。
その祈りが、いつ、どこで、どのように実現するかなどとは全く知らないままで。
その心には、「私の願う時」ではなく、「神様がよしとされる時・時熟のときがある」と確信していたはずです。
昔の知り合いの、地理的にも地球の反対側にいる者の救いをさえ、神様は、忠実なしもべの祈りとして実現されるのです。

T・Mさんの霊的状態も、神様は導いておられました。
彼は日本でも教会をいくつか替わって訪ね、他の宗教にも触れてみたのです。
どこに行っても、神様の必要性を心から求めることはありませんでした。
神様を求める時熟の時が来ていなかったのでしょう。

メリーランド州で日本人が経営する農場で、1年ほど働いていました。
農園の事情からそこを去り、新たな夢を描いてシャーロットに移住して来て3ヶ月。
希望と期待と夢は破れ、人間関係に疲れ、シャーロットでは八方をふさがれた生活に追い込まれます。
そんな時、ジェーンさんからジャックさんに連絡が入り、ジャックさん夫妻がT・Mさんに電話したのです。

今まで、イエス様を救い主と信じることから逃げていたT・Mさんの心に、時熟の時が満ちました。
「イエス・キリストを救い主と信じなければ、もう何も始まらない。」と信仰告白を決断されたのでした。
神様やイエス様や聖書を理解したからではありません。
自分のいのちが神様に造られ、生かされ、愛され、天国へ導かれているという事実を受け入れたのです。
神様の時が満ちるとは、かくも不思議なできごとではありませんか。

あなたはいかがですか?
何を知らなくても、神様に生かされていることさえ受け入れれば、永遠のいのちが魂に与えられるのです。
創造主なる神様の恵みと祝福が、あなたの魂の上に豊かにありますように。

主にありて   高見憲次

伝道者の書3章の聖書の箇所は、聖書をお持ちでない方でも、下記のサイトでご覧になれます。http://bible.salterrae.net/kougo/html/