Monthly Greeting

2014年 9月のごあいさつ 高見憲次(協力牧師) 980-322-4321    Carmel Baptist Church, 1145 Pineville-Matthews Rd., Matthews, NC 28105
カーメルバプテスト教会日本語集会www.carmelbaptist.org/japanese.php

「 得意げに  バスに乗り込む  園児かな 」

 その昔、聖書にはさぞ立派な教えが書いてあるのだろうと、私は思っていた。
しかし、読み進んでみると、まったくさにあらず。
常識人が常識人であろうとするときに、自分でも気づかない過ちに陥ってしまう人の弱さについて書いてある。
「さもあらん」と膝を叩き、他人がどうであろうと、自分の生き方を確立しようとあくせくしてきた50余年だった。今なお、聖書の教えは、人種と時代を超えて、「平和の作り方」を私自身に問いかけてくる。

 BC721年、アッシリア王国がイスラエルの12部族のうち10部族を捕囚にした。
10部族は他国人と結婚させられ、イスラエル人としてのアイデンティティを失った。
彼らはサマリヤ人と呼ばれ、ユダヤ人とは峻別された。
そのとき以来、残りの2部族はその10部族を嫌い、軽蔑し、うとんじた。
もともとは、兄弟部族にもかかわらず・・・・・。 

 新約聖書・ルカによる福音書103037は、その関係をこう語っている。
1人のユダヤ人が旅をして、強盗に襲われ、半殺しにあった。
ユダヤ人祭司が通りかかったが、わき道を通り過ぎていった。
ユダヤ人であるレビ人が通りかかったが、わき道を通り過ぎていった。 
サマリヤ人が通りかかり、介抱し、ロバに乗せ、宿屋に運び、経費のすべてを支払ってくれた。

 イエス・キリストはあなたに問う。
「これら3人のうち、誰が強盗に襲われた者の隣人になったと思うか?」と。
答えは簡単である。「あわれみをかけてやった人です。」
そこで、イエスは言われた。「あなたも行って、同じようにしなさい。」と。

 簡単な物語だが、あなたの心を深くえぐるのではないだろうか?
私を批判する者を、私も批判する。
嫌う者を嫌い、軽蔑する者を軽蔑し、うとんじる者をうとんじるのが、私の常識である。
そして、それでいいと勘違いしてしまう。

 しかし、聖書の鏡に自分の心を映してみると、「あなたも行って、同じようにしなさい。」と言う。
あなたの常識がいいか、神の教えがいいか、立ち止まって考えなければいけない。
自分の価値観で生きるか、神の価値観を生きるか、選択が迫られのだ。

 批判する者にはならず、批判し返す者にもならず、隣人の必要にただひたすらに応えるのである。
生かされている自分を深く自覚し、生かしておられる神がおられることを肝に命じ、
人に対しておごることなく、神に仕えるように隣人に仕える心を育てつつ、
神への感謝と喜びを心に秘め、天国を楽しみに仰ぎ見て生きる日々でありたい。

サマリタンズ・パース(サマリヤ人の財布・国際救援機構)の本部は、私の自宅から数時間の山間部にあり、国際的な救援体制をいつも整えている。
現在は、父ビリー・グラハムの息子フランクリン・グラハムが責任者を勤めている。
参照  samaritanspursu.org

今日も、創造主なる神様の恵みと祝福が、あなたの魂の上に豊かにありますように。 
主にありて。

聖書の箇所「ルカによる福音書103037
聖書をお持ちでない方でも、下記のサイトでご覧になれます。
http://bible.salterrae.net/kougo/html/